プロジェクト概要 Project Overview 柔らかいバイオ有機デバイスだから、人に優しい。デジタル・ヘルスケアから医療ITまで。

研究設備

バイオ有機デバイスの製造設備

バイオ有機デバイスは、半導体、金属、絶縁体の特性を有する多種の薄膜を多層に重ね合わせて作製されます。それぞれの薄膜層は、ペースト剤から印刷装置で塗布されることもあれば、真空装置で成膜されることもあり、目的に応じて最適な手法で形成されます。プロジェクトでは、世界最薄で世界最軽量の有機デバイスの製造手法を確立しています。

● 高精細スクリーン印刷機 マイクロテック
● 高精細産業用インクジェット装置 リコーインダストリー
● マイクロディスペンサー 武蔵エンジニアリング
● 高真空蒸着装置 ULVAC
● 高真空スパッタ装置 ULVAC
● レーザー加工装置 KEYENCE
● グローブボックス MBRAUN
バイオ有機デバイスの製造設備
バイオ有機デバイスの構造評価設備

バイオ有機デバイスの作製には、ナノメートル寸法の膜厚制御性が要求されます。デバイスを作製した後、実際に意図した形状が実現されているかを確認するため、プロジェクトでは、走査型電子顕微鏡から走査型プローブ顕微鏡に至る最先端のナノテク構造評価設備を有しています。

● 走査型電子線顕微鏡 日立ハイテクノロジー
● 走査型プローブ顕微鏡 Digital Instruments
● 全自動水平型多目的X線回折装置 リガク
● レーザー顕微鏡 Keyence
バイオ有機デバイスの構造評価設備
バイオ有機デバイスの電気・光学特性評価装置

プロジェクトでは、バイオ有機デバイスの電気的・光学的特性を精密に評価しています。その結果、バイオ有機デバイスの驚くべき堅牢な機械的特性や化学的安定性も明らかになってきました。

● セミオート・プローバー Cascade Microtech
● 半導体パラメーターアナライザー Agilent
● 超低リークスイッチマトリックス Keithley
● ネットワーク/スペクトラムアナライザー Agilent
● ノイズ測定装置 Agilent
バイオ有機デバイスの電気・光学特性評価装置
生体調和イメージング設備

プロジェクトでは、fMRIや多チャンネル生体信号増幅器など最先端の医療イメージング機器とバイオ有機デバイスを融合することによって、生体と調和するバイオイメージングの実現を目指しています。

● fMRI Bruker Corporation
● 多チャンネル生体信号増幅器
生体調和イメージング設備