お世話になっております。
株式会社MTG インキュベーション推進室の白井です。
遅くなりましたが、私が考えるところの意見はざっくりと下記のような感じとなります。
1)今後、5年から10年の間の社会変革が進む中で、医療・ヘルスケアに対して新しく要求される事、要求の重要性が増す機能や性能は何か?
恐らく、要求される事は無く、考えうる未病対策に有用であるようなデバイスをどう市場に落とし込むか、どう医療機器として
認可認証を取得するハードルを下げるのかという方が大きな課題と考えています。
その上で「要求の重要性」がある機能や性能を考えると、操作する必要のない、かつ非侵襲で血液及び心電が取得できるようなものに
ニーズがあると考えられます。
また、大きな生活習慣病の一つである「睡眠障害」については、機器装着を必要としない非侵襲で脳波を測定する技術にニーズがあると考えます。
認知症等については、認知症患者に意識させない行動モニタリングや歩行転倒検知などのセンシングニーズが高まると考えます。
2)まだ研究開発段階で実用化はされていない、もしくは実用化が進んでいないが、今後の医療・ヘルスケアで重要と考える技術の芽は何か?
カフレス血圧測定
非侵襲血糖値測定
非装着型脳波計測技術
3)WGのターゲットを明確にする
たたき台では「フレキシブルデバイスが刺さる用途と、それを実現するために必要なブレイクスルーは何かを明確にする」としています。
話し合いで終わらすのか、参画している各社連携のプレジェクトを起こすのかなど、実アクションへつながる事を考えていくのが
良いのではないかと考えています。