◆主催:一般財団法人 総合研究奨励会 フレキシブル医療IT研究会
14:45~15:45 「スクリーン印刷技術を用いたウェアラブルバイオセンシングデバイス」
四反田 功 (東京理科大学 創域理工学部 准教授)
我々は,これまでにスクリーン印刷技術を用いた体液中の成分をリアルタイムモニタリング可能なウェアラブルバイオセンサやイオンセンサなどを開発してきた。また、体液成分から発電可能かつ成分モニタリング可能な自己駆動型センシングシステムを報告してきた.本講演では、これらのデバイスの基本コンセプトから実装評価試験の結果などについて紹介したい。
15:45~16:15 「医療・ヘルスケアのDX化におけるウエアラブルデバイスの方向性と各種デバイスの社会実装の課題」
松本郁夫 坂田恵美子(株式式会社ふじわらロスチャイルドリミテッド)
医療・ヘルスケアは、DX化によってデータの活用がより重要となる中、ウェアラブルデバイスメーカも新たな戦略が余儀なくされている。更にコロナ禍によって、とりわけ米国において医療機器認証を受けたウェアラブルデバイスが求められるようになった現状、及び各種デバイスの社会実装における課題を概説する。
16:25~17:10 「新しい多様な社会のために多言語とDXでエンパワーする医療コミュニケーション」
澤田 真弓(メディフォン株式会社 代表取締役CEO)
2014年、日本語を話さない外国人患者さんと医療従事者のコミュニケーションを遠隔医療通訳で支援するため、メディフォンが生まれました。現在、全国88,000以上の医療機関に対し、アプリから365日24時間接続できる32言語の遠隔医療通訳サービスを提供しています。その後、コロナ禍を経て、支援の現場は診察室から健診施設・企業の産業医療へと広がりました。産業医療の現場では、健診結果のデータの構造化・取り込みや分析、生活習慣をデータ化するヘルスパルスサーベイを実装も開始しています。
17:20~17:40「ポスター展示企業からのショートプレゼンテーション 」
・ソルベンタム合同会社
・帝国通信工業株式会社
・株式会社リトルデバイス
・株式会社ムラカミ
17:40~18:00「時事雑感:研究会主査からのインフォーマルトーク」
染谷 隆夫(研究会主査、東京大学工学系研究科 教授)
18:00~19:30 「法人会員からのポスター展示、懇親会 」
・株式会社ふじわらロスチャイルドリミテッド:研究開発動向を含めたバイオセンサーなどの市場調査資料
・ソルベンタム合同会社(旧3Mヘルスケア):皮膚貼付用テープの展示ソルベンタム合同会社(旧3Mヘルスケア):皮膚貼付用テープの展示
・帝国通信工業株式会社:スクリーン印刷技術を用いた生体用電極
・株式会社リトルデバイス:変形に柔軟に追従する接続接点・コネクターの小型化、高周波性向上
・株式会社ムラカミ:スクリーン印刷の可能性とファインライン印刷への取組み
開催日程
2025年2月17日(月) 14:45~
東京大学 HASEKO-KUMAホール
参加資格
第40回研究会に参加登録された方
参加費
無料