#1654

浜松ホトニクスの川端と申します。どうぞ宜しくお願いします。
さて、事務局 川島様より、〝ささる用途〟というお題があったかと思います。

そこで、私としては、(光式)血圧計、ができたら、と思いました。および、心電でしょうか。
Apple watchなどで、かなり精度の高い測定ができるかと思いますが、機器が高いと普及しない。一方、本研究会がスタートしてから、AI、クラウド・エッジコンピューティングが急速に発達したので、これらと組合わせることで、普及が進むにはどうしたらよいか、といったことを考えていきたいと存じます。

例えば、今の時点だと、学校に行く前に体温を測っている生徒が多いかと思いますが、これを各家にある体温計で測るのではなく、専用のウェアラブルデバイスを配布して、寝る前に装着して、データを取得する(睡眠時間、体温、血圧、etc)。これを、クラウド・エッジでデータ処理をして、異常がある場合は欠席にする。これを、会社に当てはめるのであれば、会社総務が窓口になり、データを取得する。その時に、連続血圧は、心電は、キーになる項目かと思います。
この場合、測定デバイスは、かなり安価にしないと普及しないため、いわゆるサブスクリプションのようなかたちにする。データでビジネスするモデルの構築が必要になる。

上記のような、安価な測定デバイスの可能性と、ビジネスモデルについて、考えていければ、と思っています。

以上、宜しくお願いします。