第39回研究会「脳波センシングとAIが生み出す医療・ヘルスケアの可能性」、「データインテリジェンスを用いたがんゲノム医療の現場への貢献の取り組み」の2件の講演と研究会主査の時事雑感「東大の産学協創とは」およびポスターセッション

◆主催:一般財団法人 総合研究奨励会 フレキシブル医療IT研究会

15:00~16:00 「脳波センシングとAIが生み出す医療・ヘルスケアの可能性」

関谷 毅 (大阪大学 産業科学研究所 教授)

本講演では、フレキシブル・ストレッチャブルエレクトロニクスを活用した脳計測システムの研究開発と社会実装について紹介します。より具体的には、非侵襲に脳活動を計測出来る「パッチ脳波計」および、脳血管内から脳活動を極低侵襲で高精度に計測出来る「血管内脳波計」について紹介します。医療機関との連携事例や関連するマテリアル・デバイス研究の取り組み、その課題、将来展望についても紹介する予定です。

16:00~17:00 「データインテリジェンスを用いたがんゲノム医療の現場への貢献の取り組み」

西村 邦裕 (株式会社テンクー 代表取締役CEO)

国民の2人1人がなるがん。そのがんの診断や治療判断のひとつの柱が「がんゲノム医療」です。2019年より保険診療が始まり、全国に広まっていますが、医師の負担が高くなっています。テンクーでは、データインテリジェンスを用いたサービスを提供することで、ゲノム医療の現場の負担を減らし、自動化を推進して医療DXに繋がる取り組みをしています。医師の判断と、患者さんへの説明の支援をする仕組み等を紹介します。

17:00~17:30「ポスター展示企業からのショートプレゼンテーション 」

・アドバンテック株式会社
・ソルベンタム
・ニチバン株式会社
・東レエンジニアリング株式会社
・太洋テクノレックス株式会社

17:30~18:00「時事雑感:研究会主査からのインフォーマルトーク」 東大の産協創とは(その1)

染谷 隆夫(研究会主査、東京大学工学系研究科 教授)

18:00~19:30 「法人会員からのポスター展示、懇親会 」

・アドバンテック株式会社  “産業用IoTの世界へDXを始めよう”
・ソルベンタム(旧3Mヘルスケア)  “ウェアラブルデバイス向けの皮膚貼付用テープ”
・ニチバン株式会社  “人に寄り添った優しい粘着テープのご紹介”
・東レエンジニアリング株式会社  “小型、超薄膜のFPCを1枚から生産いたします”
・太洋テクノレックス株式会社  “細線・高密度化によるフレキシブル性アップのご提案”

開催日程

2024年10月28日(月) 15:00~

東京大学 小柴ホール

参加資格

第38回研究会に参加登録された方

参加費

無料