第14回研究会:MEMSセンサとIoT、自立のためのリハビリ支援、スキンディスプレイ、研究会のワーキング活動報告など4件の講演

主催

一般財団法人 総合研究奨励会 フレキシブル医療IT研究会

開催日時

平成30年3月7日 (13:30-17:20) (12:45受付開始)

会場

東京大学 本郷キャンパス 工学部第2号館4階 241講義室 
113-8657 東京都文京区本郷7丁目3−1
東京メトロ 東大前駅(南北線) 徒歩10分、東京メトロ 根津駅(千代田線) 徒歩6分

参加資格

研究会会員で、第14回研究会参加登録をされた方。

(法人会員登録1件につき2名までの参加登録が可能です。受付期間は2018年2月1日から3月4日を予定しております。)

参加費

無料

プログラム

PROGRAM
13:30~14:00 WG報告1班(スポーツ・介護福祉)

川端信行(浜松ホトニクス株式会社)

14:00~14:30 WG報告2班(働く人の見守り)

田村祐一(株式会社SCREENホールディングス)

14:30~15:00 WG報告3班(リハビリテーション)

中村隆一(凸版印刷株式会社)

15:00~15:20 休憩
15:20~16:10 「MEMSセンサの現状とIoTに向けての高性能化トレンド」

西尾英俊(オムロン株式会社)

90年初頭からMEMSが開発活用され、近年では自動車やスマホに大量 のMEMSセンサが搭載され、市場は2016年で年1.5兆円となっている。 また2011年にドイツ政府より発表されたインダストリー4.0を契機に、 IoT、AIのキーワードの元、全世界で取り組みが始まり、今年日本か ら「Connected Industries」も発表された。このような世界を実現 するためMEMSセンサが益々期待されており、その現状と今後の高性 能化について述べる。

【特別講演】
16:10~17:00 超々高齢社会:これからの医療におけるパラダイムシフト

栗原正紀(一般社団法人是真会 長崎リハビリテーション病院 院長)

国は超々高齢社会に対する改革として、団塊の世代が75歳以上になる2025年までに①地域医療ビジョンの実現と②地域包括ケアシステムの構築を目指している。従来の“命を助ける・病気を治す医療(生活から隔離して行う入院医療)から地域生活を支える医療(生活を視野に入れた医療)へのパラダイムシフト”が求められる。そして互いに支え合う地域づくり、共生社会の実現である。『医療は生活に出会えるか?』大きな命題となっている。

17:00~17:20 スキンディスプレイ

染谷隆夫(東京大学大学院工学系研究科)

我々は、薄型で伸縮自在なスキンディスプレイの製造に成功し、スキンセンサーで計測された心電波形の動画を皮膚上に貼り付けたスキンディスプレイに表示できるセンサーシステムを開発しました。この技術詳細を紹介いたします。