第22回研究会:フレキシブル光センサのバイオ・医療応用の試み、スキン圧力センサの2件の講演。

◆主催:一般財団法人 総合研究奨励会 フレキシブル医療IT研究会

プログラム

PROGRAM
13:30~13:35 開会のあいさつ

染谷 隆夫  (研究会主査、東京大学大学院工学系研究科 教授)

13:35~14:55 「フレキシブル光センサのバイオ・医療応用の試み」

関野 正樹(東京大学工学系研究科 准教授)

柔軟性が高く,貼付した神経に機械的損傷を与えずMRIの中でも使用可能なニューロンの興奮誘発に成功し将来的には幹細胞を用いた神経や筋肉の治療に期待されるフィルム状OLED、体表へ貼付して血流を測定するフレキシブル光センサデバイスによる臨床研究など、関野研究室の取り組みをご紹介頂きます。さらにポストコロナの遠隔医療への期待についてもお話を頂きます。                               

14:55~15:30 「極薄のスキン圧力センサーで指がモノに触れたときの接触圧を計測~敏感な指先に直接貼り付けても皮膚感覚に影響がないことを実証~」

李 成薫 (東京大学工学系研究科 講師)
染谷研究室で開発した皮膚に直接貼り付けて使用する極薄のスキン圧力センサーについて紹介いたします。皮膚感覚に影響を与えずに、指がモノに触れたときの接触圧を正確に計測することに成功しました。医師や職人の指先に張り付けて接触圧を計測することによって、職人技のような指先の繊細な作業をデジタルアーカイブするなどさまざまな応用が期待されます。本研究成果は、2020年11月20日に米国科学誌「Science」で公開されました。

開催日程

2020年12月11日(金) 13:30~

会場

ZOOM Webinarによるオンライン研究会

参加資格

研究会会員で、第22回研究会に参加登録をされた方

参加費

無料